謎解きゲームとは


あなた自身が物語の登場人物になりきって、暗号やパズルを解いてストーリーを進め、制限時間内に最後の謎を解いてクリアを目指す、参加型のゲームです。

ゲームの種類


チーム戦型

  • 中規模な平面型ホールで、数十人~100人くらいの参加者が、4~6人くらいのチームごとに分かれてプレイします。
  • 謎はチームごとに用意されており、他チームとの相談はしてはいけません。(この会場には自分たちしかいない、という設定であることが多いです)
  • 謎を解いて導き出された合言葉を、パーティションで仕切られた会場の一角や別室といった場所にいる門番に伝えることで、その中に入ることができ、そこで新たな手がかりを得ることができる、といったイベントがあったりします。
  • 制限時間内に、最後のキーワードを正しく導くことができたチームのみがクリアとなります。

【ストーリーの例】 テロリストが爆弾を仕掛けた。犯人が残した手がかりをもとに、爆弾を止めるための解除コードを導きだせ!


密室型

  • 会議室のような狭い部屋で、数人~10人くらいの参加者が協力してプレイします。
  • 「何らかの理由により、この部屋に閉じ込められてしまった」という設定であることが多いです。
  • 部屋のあちこちにある謎を解いたり、アイテムを使ったりすることで、新たな手がかりを得られます。謎やアイテムは、はじめから用意されていることもあれば、机の裏側や家具の隙間といった場所に隠されていることもあります。
  • 制限時間内に、目的を達成することができればクリアです。(部屋のどこかにある鍵を見つけて、ロックされた出口を開けることであることが多いです)

【ストーリーの例】 無実の罪で投獄されたあなた。死刑執行まであとわずか。なんとかして脱獄せよ!


ウォークラリー型

  • 問題が記載されたキットを持って街中を移動する、スタンプラリーに謎解きがプラスされたような形式です。
  • 「謎を解くことでチェックポイントの場所が明らかになり、それぞれの場所に用意されているキーワードを集める」ものや「チェックポイントの場所が最初から明らかになっており、それぞれの場所に用意されている謎を解いてキーワードを導きだす」ものがあります。
  • お一人でも、友人やご家族などと一緒でも、お好きなグループで参加できます。
  • 制限時間がないため、自分のペースでプレイすることができます。

【ストーリーの例】 この街のどこかに、戦国時代の埋蔵金が眠っているらしい。手がかりを見つけて発掘しよう!


持ち帰り型

  • 謎が収められた封筒や冊子を購入して、ご自宅でプレイすることができます。
  • 実際の公演と同じようにストーリーが設定されており、それらの説明文を読んでからスタートするものが多いです。
  • 用意された謎を順番に解き、最後の謎を解くことができればクリアとなります。
  • ヒントや答えをインターネットで見ることができるものもあります。

【ストーリーの例】 暗号好きの祖父が亡くなる際に残した遺書は、やっぱり暗号で書かれていた。読み解くことができるだろうか?

関西で遊べる主な謎解きゲーム・制作会社


リアル脱出ゲーム

 

謎解きゲームのパイオニアである株式会社SCRAPが制作。

常設型の店舗を複数有しており、それぞれ異なるコンテンツをほぼ毎日開催しています。

成功率は約10%であり難易度は高めですが、そのぶんクリアした時の喜びは格別です。

 

【関西の常設型店舗】

アジトオブスクラップ京都

大阪ヒミツキチオブスクラップ

大阪ナゾビル


時解(ときとき)

 

大阪・道頓堀にある「謎解きカフェ」。

光明興業株式会社が運営。

複数の密室型ゲームがほぼ毎日遊べるほか、カフェが併設されており、ゲームの前後に利用することができます(カフェのみの利用も可)。

リアル脱出ゲームと比べ、短時間・低難易度に設定されているので、初めての参加にオススメ。


クロネコキューブ

 

神戸を本拠地とするクロネコキューブ株式会社が手がける謎解きゲーム。

美術館や深夜の梅田地下街といった会場で、ウォークラリー型のイベントを多数開催しています。


そのほか、謎解き制作団体が集まって合同イベントを開催したり、高校・大学の学園祭で行われていることも多いです。